1.研究の意義・目的について
近年「入院医療中心から地域生活中心へ」という方針が打ち出される中、居場所感は、統合失調症の方が地域生活へ移行しその人らしく充実した生活を送るために重要視されています。地域で生活する統合失調症者の方と精神科病棟に入院する統合失調症者の方の比較し、その違いを明らかにするために行います。居場所感の違いを明らかにすることで、今後の地域移行に向けた支援に役立てたいと考えます。
2.研究方法について
「訪問看護を利用する統合失調症者のリカバリーに関連する要因」のデータを使用し、地域で生活する統合失調症者と精神科病棟に入院する統合失調症者の居場所感を比較します。
3.情報の利用目的
地域で生活する統合失調症者と精神科病棟に入院する統合失調症者との比較により、統合失調症者の居場所感の違いを明らかにします。また、本研究以外の目的で使用することはありません。
4.プライバシーの保護
1)本研究で取り扱う個人情報は、性別、年齢のみです。その他の個人情報は一切取り扱いません。
2)本研究で取り扱う情報は、個人情報をすべて削除し、第3者にはどなたのものか一切わからない形で使用します。
3)個人情報は研究計画書に記載された所定の時点で完全に抹消し、破棄します。
5.問い合わせ等の連絡先
筑波大学医学医療系
助教 菅谷 智一
連絡先:029-853-8437 e-mail: sugaya@md.tsukuba.ac.jp